近年世界中で注目を集めているグルテンフリーの食事法ですが、海外だけでなく日本においても耳にする機会が増えました。
またプロテニスプレイヤーのジョコビッチ選手や女優のミランダ・カーさんなどが実践している事もあり、多くの人がその効果に関心を寄せているのではないでしょうか。
そんなグルテンフリーですが、パンやピザ、ケーキなどのかなりの食事制限が伴うため、中には完全にグルテンを摂取しないというのが難しいという人もいると思います。
そこで本記事では、完全なグルテンフリーは難しいという人に向けて続けるコツやさまざまなメリットなどをご紹介したいと思います。
完全グルテンフリー生活はつらい?できなくてもいいの?
先ほども少しご紹介したように、グルテンフリーとは名前の通りグルテンを避けた食事の事を指します。
そもそもグルテンとは小麦粉に含まれるたんぱく質の事で、パンやパスタはもちろん、クッキーなどのお菓子類やビールなどにも含まれています。
さらに注意しなければならないのが、私たち日本人にとって食の中心である醤油やお味噌などの調味料にも、グルテンが含まれている場合があるという点です。
このようにグルテンは意外にも多くの食材に含まれているため、日頃の食事から完全にグルテンを抜く事はできないという人も多いと思います。
ですが、そんな人にこそ意識してほしいのが「完全にグルテンフリーにする必要はない」というもの。
もちろんつらい食事制限にも難なく耐えられるという人であれば問題はありませんが、あまりにも無理をしすぎてしまうと、グルテンフリー生活自体がストレスになってしまいます。
本来であれば健康の事を考えて行っているはずなのに、気づいたらストレスの原因になっていたなんてケースも少なくありません。
そのため最も意識するべきなのは、グルテンを完全に断ち切ることではなく摂取量を減らすことなんです。
例えば、毎日の基本的な食事はグルテンフリーを意識し、たまにパンやパスタなどの小麦製品を食べる分には何も問題ありません。
グルテンフリーを取り入れるうえでは、無理をしすぎないことが重要なのです。
ゆるく長く続ける方法
先ほどグルテンフリーに無理は禁物であるとお伝えしましたが、やはり継続できなければ効果も薄れてしまいます。
そもそも、グルテンフリーを始めたての頃は好転反応と呼ばれる症状が見られることもあり、グルテンフリーによる効果を感じ始めるのは実践してから約2週間~1ヶ月ほどかかると言われています。
そのため厳しい食材制限に耐えきれず、効果が出る前に中断してしまう人も少なくありません。
グルテンフリーの食事をゆるく長く続けるためには、無理をしすぎずに食事のレパートリーを増やすことが大切です。
グルテンフリーの生活をしているとどうしても”食べられない物”に意識が向いてしまいがちですが、そうではなく”食べても良いもの”に意識を向けてみましょう。
近年、グルテンフリーに対応したパスタやパン、さらにはお菓子などさまざまなグルテンフリー対応食品が販売されています。
どうしても小麦製品が食べたくなった時にはそれらを活用してみたり、先ほど少しご紹介したようにたまにであれば小麦製品を食べても良いでしょう。
グルテンフリーを長く続けるためには、自分の気持ちと相談をし、ストレスが溜まらないよう”完璧にできなくてもいいんだ”と少し気を抜いた状態で続けることが大切です。
グルテン抜き生活は自律神経が整う
グルテンフリーの食事法にはさまざまなメリットが存在していますが、そのうちの1つに自律神経を整えることができるという効果があるんです。
というのも、グルテンは非常に消化がされづらい物質であり、消化しきれなかった物が腸を傷つけてしまうことにより腸内環境の悪化を招いてしまいます。
そうなると、必要な栄養素を上手く吸収することができず、頭痛や不眠、慢性的な疲労や肌荒れ、PMSの悪化などを引き起こすのです。
さらにこの腸内環境の悪化はうつやADHD、自律神経失調症などの病と深く結びついていることが判明しているのだそう。
そのため、グルテンが含まれる小麦製品を過剰に摂取してしまうと腸内環境の悪化に繋がり、さらには自律神経の乱れにも繋がってしまうのです。
また実際にグルテンフリーを取り入れた人の多くは、頭の中にかかっていた靄が晴れて頭がすっきりしたという人や、ネガティブな考え方をあまりしなくなったという人などが続出しています。
普段口にする人も多いであろうパンやラーメンが、まさか自律神経の乱れに繋がるなんて想像しづらいかもしれません。
ですが、グルテンを控えた食事を意識するだけで自然と自律神経が乱れにくくなり、心身共に健康的になれるのです。
グルテンフリーで老化を抑えられるって噂
皆さんは糖化という言葉を聞いたことがありますか?
糖化とはいわば糖質の過剰摂取により老化物質が生まれることを指し、シミやしわの原因になったりと老化を促進させてしまうんです。
実はこの糖化とグルテンには、大きな結びつきが存在しています。
というのも、グルテンという物質は依存性が高いとされており、パンやお菓子などついつい食べたくなってしまうという人も多いのではないでしょうか。
さらに小麦製品には高カロリーな食べ物が多く、私たちは普段気づいていないだけでかなりの量の糖質を摂取しているのです。
そのため、グルテンの摂取量を気にせずにいると自然と糖質の過剰摂取にも繋がってしまい、シミやしわ、肌のくすみなどさまざまな老化の原因になってしまいます。
つまりはグルテンフリーを実践することにより糖質の摂取量が減り、それにより老化を防ぐことができるのです。
グルテンフリー生活がつらくてできない方へのまとめ
ここまで、グルテンフリーをゆるく長く続ける方法やさまざまなメリットについてご紹介してきましたが、何か参考になることはありましたでしょうか?
そもそもグルテンフリーとは健康のために行う物であり、それが反対にストレスの原因になってしまっては本末転倒です。
もちろんできるだけグルテンを摂取しないようにする事はとても大切ですが、最も意識するべきなのは決して無理をしすぎないという点です。
ぜひ本記事を参考に、ゆるいグルテンフリー生活を始めてみてはいかがでしょうか。
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